『猫のゆりかご』(ねこのゆりかご、Cat's Cradle)は、1963年に出版されたアメリカの作家カート・ヴォネガットのSF小説。世界を滅ぼす力を持つ発明品「アイス・ナイン」を巡る物語であり、科学や宗教、国家などを独特のユーモアを交えながら風刺している作品。作者の代表作であり出世作である。 シカゴ大学は、ヴォネガットの元々の修士論文を却下したが、1971年に本作をもってヴォネガットに人類学の修士号を授与している。