犬鳴ダム(いぬなきダム)は、福岡県宮若市(旧鞍手郡若宮町)犬鳴、一級河川の遠賀川水系犬鳴川の最上流部に建設されたダムである。 福岡県が管理している都道府県営ダムであり、堤高76.5mの重力式コンクリートダムである。犬鳴川及び遠賀川下流の治水と、宮若市への利水を図る補助多目的ダムである。ダムによって形成された人造湖は、福岡藩家老の加藤司書に因んで司書の湖(ししょのうみ)と名付けられた。また、福岡県道21号福岡直方線の犬鳴大橋からダムの姿を確認することが出来る。