牛込柳町鉛中毒事件(うしごめやなぎちょう なまりちゅうどくじけん)とは、1970年に、東京都新宿区の牛込柳町交差点付近に住む住民の血中から、高濃度の鉛が検出されたことで、自動車排気ガス汚染の深刻化が指摘された事件。柳町鉛害事件とも称される。その後の調査によると、当初報道された水準の汚染は確認されなかったが、日本における有鉛ガソリンに対する規制強化のきっかけとなった事件である。