熱飛行船(ねつひこうせん、英語: thermal airship、ドイツ語: Heißluft-Luftschiff)は、通常の飛行船が空気より軽いヘリウムを気嚢に充填することで浮力を得るのに対し、気嚢内の空気と外気との温度差に由来する密度の違いによって浮力を得る飛行船である。熱空気飛行船(hot air airship)ともいう。 現在のすべての熱飛行船の浮揚ガスは、熱気球と同じく熱した空気であるが、水蒸気を使用する飛行船もまた、熱飛行船に分類することができる。 「飛行船」と名が付いているが、日本の航空法においては飛行船ではなく気球として扱われる。