煙突男(えんとつおとこ)は、1930年(昭和5年)に神奈川県川崎市(現:川崎区域)の紡績工場の労働争議の際に、争議の支援活動として工場の煙突に登り、そのまま6日間にわたって居座る事件を起こした人物(田辺潔、1903 - 1933)につけられたあだ名。 1930年の事件以降も同様の事件が複数発生しており、それらの当事者についても煙突男と呼ばれる場合がある。 以下、川崎の事件の経過と、田辺の経歴について説明する。