『無能の人』(むのうのひと)は、つげ義春による日本の漫画。『COMICばく』(日本文芸社)の1985年6月号より「石を売る」からのシリーズ連作で、「鳥師」「探石行」「」「」と続いた。 読切短編の多いつげ作品としては異例の連続シリーズとして知られるが、この作品を機につげは長い休筆期間に入る。主人公の助川は、つげ自身がモデルという指摘もある。1991年、竹中直人監督・主演で映画化された。