烏口骨(うこうこつ、国際共通語・英語: coracoid )は、四肢動物の肩帯を構成する骨の一つである。烏喙骨(うかいこつ)、烏啄骨(うたくこつ)ともいう。 魚類と両生類に原始的形質の「前烏口骨」が見られ、それより進化的なグループである爬形類の中では爬虫綱動物(鳥類を含む広義の爬虫類)でよく発達して真正の「烏口骨」となったが、単弓綱動物(哺乳類を含む進化系統群)の現生グループでは退化している。