烏八臼(うはっきゅう)は、主に室町時代末から江戸時代中期の墓塔の上部に刻まれる、烏・八・臼の3文字を組み合わせた合字。曹洞宗や浄土宗の墓地に見られる場合が多い。また、庚申塔などの石仏や供養塔に刻まれることもある。その意味については諸説あるが、滅罪成仏の功徳、吉祥成就の意を表すという説が有力とされている。