『炎 流れる彼方』(ほのお ながれるかなた)は船戸与一による小説である。1990年に集英社より書下ろし長編で刊行された。前半はボクシングの不審なマッチメーキングをめぐるサスペンス、後半はアメリカ西部からカナダまでを縦断する逃走劇となっている。1991年『このミステリーがすごい! '91年版』第3位。