瀬野八(せのはち)またはセノハチとは、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線八本松駅 - 瀬野駅間 (10.6km) の通称である。広島市で広島湾に注ぐ瀬野川水系と呉市で瀬戸内海に注ぐ黒瀬川水系の分水嶺を通過する区間のうち、西側の瀬野川の上流域の部分を指す。鉄道としては急勾配が約10㎞と長く続き難所として知られる。また、近世山陽道の大山峠に平行する形で軌道が設置されており、この区間は鉄道開設以前からも難所となっていた。鉄道ファンにとっては撮影の名所でもある。