源九郎稲荷神社(げんくろういなりじんじゃ)は、奈良県大和郡山市洞泉寺町にある神社。源九郎狐や綿帽子を買った狐の伝説で有名である。童謡『やまとの源九郎さん』に歌われている場所であり、地元では「源九郎さん」の呼び名で親しまれている。北向きの本殿に宇迦之御魂大神、源九郎稲荷大明神(源九郎狐)が祀られている。小さな稲荷であるが日本三大稲荷の一つに数えられ、また近畿二大稲荷や関西三大稲荷に数えられることもある。 五穀豊穣・商売繁盛の御利益があり、4月の第一日曜日に、白狐面をつけた子供行列が練り歩く『源九郎稲荷春季大祭』が行なわれる。