渡辺 善太(わたなべ ぜんだ、1885年(明治18年)12月2日 - 1978年(昭和53年)7月26日)は、日本の伝道者、聖書学者、神学者、説教家。静岡県賀茂郡南伊豆町下賀茂生まれ。屋号が「都殿(みやけど)」という旧家の出である。 その学風は前期・後期に二分され、前期は「歴史的・批評的研究」、後期は「正典的・神学的研究」である。聖書全巻を正典として統一的に解釈する方法で、独創的な聖書論を確立した。広く日本国外に研究を広めた最初の人物である。 また、道瀬為代(どうせ だめよ)というペンネームで雑誌『新興基督教』に投稿していた。