渋谷事件(しぶやじけん)は、1946年(昭和21年)7月19日午後9時、東京都渋谷区渋谷の渋谷警察署前で起った抗争事件である。警視庁渋谷警察署、暴力団の落合一家、および愚連隊の万年東一一派の連合隊と、武装した華僑グループとの間に発生した。 渋谷警察署を襲撃した華僑メンバーを、渋谷警察署・落合一家・武田組・万年一派が迎え撃ったとする説と、渋谷駅に帰宅中の華僑メンバーを、渋谷警察署・落合一家・武田組・万年一派が突然一方的に襲い掛かったとする2説がある。