海台(かいだい、英: plateau)は頂部が比較的平坦で、その広さが100km2以上あり、底部と頂部の比高が0.2km以上ある海底の隆起部。周縁部は比較的急な斜面で限られる場合と、緩斜面の場合がある。 測深技術が未発達で、資料が十分ではなかった時代には、頂上部が平坦であると考えられたものもあったが、最近になって測深技術が発達し、かならずしも平坦ではないものも発見された。 海台の成因はさまざまであり、フロリダ沖のは付近の大陸棚より深い台地で、海流が堆積を妨げた結果とされており、ニュージーランド南方のは断層による沈降の結果とされている。では、の再編成に伴って白亜紀初期に形成され、一部ではとが白亜紀後期まで続いた結果であるとされている。オーストラリアとニューカレドニア間にあるサンゴ海海台、は巨大な環礁が沈水したものとされており、この他にもが沈下したものがある。