浮世根問(うきよねどい)は古典落語(上方落語)の演目。別題に無学者(むがくしゃ)、無学者論(むがくしゃろん)。原話は、安永5年に刊行された江戸板『鳥の町』の一遍である「根問」。類話に薬缶がある。 主な演者には、4代目柳家小さんやその弟子である5代目柳家小さんなどがいる。サゲは、かつて仏壇のロウソク立てには鶴亀の意匠のものがポピュラーであったことを踏まえたものであるが、現代では馴染みがないため、サゲの前で切り上げられることが多い。