泥流(でいりゅう)とは、 火山噴火や山崩れ等の際に、多量の水分を含んだ泥質の細粒物質が、斜面を流下する現象をいう。火山噴火に起因するものは特に火山泥流(ラハール)と呼ばれる。 1783年に発生した浅間山の天明大噴火では、噴火に伴う大規模な火砕流や岩屑なだれ等が河川に流入して激しい泥流(天明泥流)となり、吾妻川や利根川沿いの地域に数年に渡り大災害をもたらした。