水素化ヘリウムイオン(すいそかヘリウムイオン、英: helium hydride ion)、別名ヒドリドヘリウム(1+)イオンは、気相においてヘリウムと陽子の反応によって生じるカチオンである。化学式は で、1925年に初めて観察された。プロトン親和力は117.8 kJ/molで、既知の酸の中で最強である。天然には星間物質中に存在し、成層圏赤外線天文台の観測により2019年に検出された。