気象庁が命名した自然現象の一覧(きしょうちょうがめいめいしたしぜんげんしょうのいちらん)は、日本に自然災害をもたらした自然現象のうち、気象庁が命名したものの一覧である。 気象庁は「名称を定めることにより、防災関係機関等による災害発生後の応急・復旧活動の円滑化を図るとともに、当該災害における経験や貴重な教訓を後世に伝承することを期待する」として、顕著な災害を起こした自然現象に名称をつけている。また「紀伊半島大水害」のように、気象庁とは別に地方自治体などが使用している名称がある場合は、気象庁もこれに協力してその名称を使用し、普及を図るとしている。 なお、自然現象とは別に、政府が災害の名称を定めることがある(「阪神・淡路大震災」、「東日本大震災」)。