武恵妃(ぶけいひ、690年代? - 開元25年12月7日(738年1月1日))は、唐代玄宗朝に仕えた皇妃。姓は武、名は伝わっていない。恵妃は皇妃としての順位を表す称号である。玄宗の寵愛を得、皇子の寿王李瑁を皇太子にしようと運動したが、失敗した。『旧唐書』では貞順皇后武氏、『新唐書』では貞順武皇后で立伝されている。