正税帳(しょうぜいちょう)は、律令制のもとで国司が毎年太政官に対して提出する帳簿の1つで、令制国における正税の収支決算書。当時の地方政治・財政を把握するためのもっとも基本的な資料であった。大税帳(だいぜいちょう)とも。 ここでは、関連する正税返却帳(しょうぜいへんきゃくちょう)についても解説する。