正保郷帳(しょうほうごうちょう)は、日本の江戸幕府が諸大名に命じて国単位で作らせたで、村の名と村高(村の生産力)をまとめた統計書である。1644年に作成が命じられ、それから数年がかりで国ごとに提出された。このときには国絵図(正保国絵図)、城絵図(正保城絵図)、城模型、街道の帳簿もあわせて作られた。