橘仲皇女(たちばなのなかつひめみこ、生没年不詳)は、宣化天皇の皇后。古事記には橘之中比売命(たちばなのなかつひめのみこと)とある。父は仁賢天皇、母は春日大娘皇女(雄略天皇の皇女)。石姫皇女(欽明天皇后)の母。 宣化天皇元年3月8日(535年4月25日)に宣化天皇の皇后に立后された。崩御後、孺子(幼い子)と共に宣化天皇陵に合葬された。天皇と合葬された皇后は、他には安閑天皇の皇后である春日山田皇女(『日本書紀』による。現在の治定は別)と天武天皇の皇后である持統天皇だけである。