樟樹市(しょうじゅ-し)は中華人民共和国江西省宜春市に位置する県級市。 樟樹市は、河北省の安国、安徽省の亳州と並び古より「薬都」として名高く、薬の製造及び流通の中心で、「薬不過樟樹不霊」(樟樹から来ない薬は効かない)との言葉もあった。中国十三大薬幇の一つで漢方薬の炮製の主要流派の一つ・樟樹幇の作る漢方薬は重宝されていた。現在も製薬企業やバイオテクノロジー企業が立地する。