『極付幡随長兵衛』(きわめつき ばんずい ちょうべえ)は、歌舞伎の演目。河竹黙阿弥作の世話物で、通称「湯殿の長兵衛」(ゆどのの ちょうべえ)。1881年(明治14年)10月東京春木座で初演。1891年(明治24年)6月、歌舞伎座で上演の際、弟子の三代目河竹新七らによって、序幕に「公平法問諍(きんぴらほうもんあらそい)」が加えられるなど大幅に改訂された。現在は三幕五場の構成となっている。