桑野道路(くわのどうろ)とは、地域高規格道路の阿南安芸自動車道のうち、阿南ICから桑野ICまでの区間のことである。現在は調査区間であり未開通。一般国道55号のバイパスとして扱われる。 前後の徳島南部自動車道、福井道路、そして日和佐道路などと一体となって徳島県南部の高速道路網を構成する。阿南市地域の既存の幹線道路・国道55号は東方面に大幅な迂回を伴っているが、桑野道路を含む高速道路路線は直線性が高い。徳島県が肝煎りで実現を望んでおり、2008年に県は早期実現の意欲を示すため桑野道路を県が担当して整備するとまで踏み込んで発表していたが、2011年4月に国土交通省が事業主体の国直轄整備道路として事業化された。