桃饅頭(ももまんじゅう、中国語:寿桃、寿桃包)は、中華料理の包子である蓮蓉包の一種。小麦粉製の皮で餡を包み、蒸しあげて作る。餡には、小豆餡やハスの実を使った餡が使われることがある。外観は桃の形を模しており、先端部分は赤色、それ以外の部分は白色を呈する。時には、葉を模した緑色の飾りをつけることもある。 桃饅頭は、中国の民間伝承にある、数千年ごとに熟し、食べた人間に不老不死をもたらすという「蟠桃」を表現している。 桃饅頭はふつう、高齢者の誕生日など長寿を祝う席で出される。