松下 研三 (まつした けんぞう) は、高木彬光の推理小説『神津恭介シリーズ』の登場人物。探偵作家。第二次世界大戦で従軍を経た後、「刺青殺人事件」に遭遇し、一高時代からの友人、神津恭介と再会。その後、名探偵神津の友人として、語り手として彼の活躍を綴る伝記作家の地位についた。もっとも、松下一人称の作品は初期の十数作であり、ほとんどの作品は彼を三人称で記述している。