村山藩(むらやまはん)は、江戸時代前期に出羽国村山郡内(現在の山形県村山地方)で1万石の所領を有した藩。1682年、遠江横須賀藩5万石の藩主であった本多利長が、失政などを理由として大幅な減封の上で移封された。1699年に2代藩主が転出したため、村山藩は17年間で消滅した。藩主が定府であったこともあり、陣屋の所在も不明である。