李洙正(イ・スジョン、朝鮮語: 이수정、英語: Sujeong Lee、1955年4月25日 - )は、大韓民国(通称:韓国)の哲学者、教育者、詩人である。専門分野は、西洋哲学、現代哲学、ドイツ哲学、現象学、ハイデガー哲学で、韓国を代表するハイデガー専門家の一人であるが、関心は古代 - 中世 - 近世 - 現代、そしてドイツ - フランス - 英米をカバーする西洋哲学史全般にわたっており、価値中心の孔子研究でも知られている。孔子 - 仏陀 - ソクラテス - イエスの思想をいわゆる「究極の哲学」として集大成する一方、特有の「本然論」、「人生論」、「事物論」を展開し、かつ、いわゆる「エッセイ哲学」という形態を開拓することで、哲学と一般人との間の間隔を縮めようと努めた。昌原大学校名誉教授。