『望郷』(ぼうきょう)は、湊かなえによる日本の推理小説の連作短編集。全6編。2010年から2012年にかけて『オールスイリ』『オール讀物』に掲載、2013年1月30日に文藝春秋より刊行された。瀬戸内の島々で生まれ育った人々の愛憎入り混じった複雑な心理を描く。収録作「海の星」は第65回日本推理作家協会賞短編部門を受賞している。 2016年1月10日には文春文庫版が刊行された。 収録作3編がテレビ東京系でテレビドラマ化され2016年9月28日に放送、収録作2編が映画化され2017年9月16日に公開された。