月面着陸(げつめんちゃくりく、英: Moon landing)は、地球の衛星である月への着陸をいう。英語では他に、lunar landing とも。人類史上初の月面着陸は、アメリカ合衆国のアポロ11号計画における船長ニール・アームストロングと月着陸船操縦士バズ・オルドリンによるものだった。1969年7月20日、司令船操縦士マイケル・コリンズが月周回軌道上ので待機する中、2人の乗り込んだ月着陸船イーグルは司令船から切り離され、1969年7月20日午後4時17分(東部夏時間)、月面に着陸し21時間30分滞在した。米国が着陸計画を終了した1972年12月までに月に到達したのは合計12人、いずれも米国宇宙飛行士である。 本項では主に、成功へと至った月面着陸について取り上げる。 人類初の月面着陸を成し遂げるべく繰り広げられた競争については「宇宙開発競争」を、アメリカ合衆国側の着陸計画詳細については「アポロ計画」を参照