曼殊院本古今和歌集(まんしゅいんぼんこきんわかしゅう)は、京都市左京区の曼殊院に伝来した『古今和歌集』の古写本。巻第十七のみの残巻である。巻子本。書写は11世紀と推定される。伝称筆者は藤原行成。平安古筆の代表的遺品の一つである。国宝。曼殊院蔵、京都国立博物館に寄託。