景雲(けいうん)は、太平洋戦争中に試作された日本海軍の偵察機。略符号は「R2Y」。胴体中央部に双子型の発動機を配置し、延長軸で機首のプロペラを起動させるというユニークな形態の偵察機だった。1945年(昭和20年)5月2度の試験飛行を行ったが、エンジンの不調等で所定の性能に達しないまま終戦を迎えた。