昭和54年台風第20号(しょうわ54ねんたいふうだい20ごう、国際名:チップ / Tip、フィリピン名:ウォーリン / Warling)は、1979年(昭和54年)10月に発生し、熱帯低気圧としては観測史上世界で最も低い中心気圧(870hPa)を海上において記録した台風である。この台風は日本列島を縦断して全国に影響を及ぼし、北海道にも甚大な被害をもたらした。また中心気圧の他にも、台風として数々の記録を残した。