春陽館(しゅんようかん)は、かつて存在した日本の映画館である。1930年(昭和5年)4月、大阪府泉南郡春木町(現在の同府岸和田市春木泉町)に開館した。第二次世界大戦後はいち早く復興し、多くの日本映画・輸入映画(洋画)を上映した。1962年(昭和37年)に閉館した。中場利一の小説『えんちゃん 岸和田純情暴れ恋』等に登場する映画館である。