旭洋丸事件(きょくようまるじけん)は、1960年に起きた、日本の漁船による北朝鮮への密出国事件。関係者が出入国管理令違反で逮捕・起訴されたが、船長他1名の裁判において、この事件が公安調査庁や警察庁による北朝鮮に対する諜報工作の一環として企図され、船長らはその事情を知らなかったとして一審で無罪になったことから、国会でも取り上げられた。