日本赤十字社(にっぽんせきじゅうじしゃ、英: Japanese Red Cross Society、仏: Société de la Croix-Rouge du Japon、西: Sociedad de la Cruz Roja Japonesa)は、日本における赤十字社。1952年(昭和27年)に制定された日本赤十字社法によって設立された認可法人。社員と呼ばれる個人及び法人参加者の結合による社団法人類似組織である。略称は「日赤」(にっせき)。 前身たる博愛社は1877年の西南戦争時に設立された。1886年(明治19年)ジュネーヴ条約に調印した日本政府の方針により、翌1887年(明治20年)に日本赤十字社と改称した事が現在の日本赤十字社という呼称の始まりである。 代表者である社長は、清家篤(元・慶應義塾長)。名誉総裁は皇后雅子。名誉副総裁には、代議員会の議決に基づき、各皇族が就任している。