日本共産党技術部(にほんきょうさんとうぎじゅつぶ)は、戦前の日本共産党の部署である。別名「テク」。共産党の非公然活動を技術的側面で支援することを目的として作られたが、特別高等警察のスパイ・飯塚盈延の指揮の下で、家屋資金局に再編され、犯罪的手段による資金獲得をも手がけた。 日本共産党の弁解によれば、特高(特別高等警察)のスパイにそそのかされ、赤色ギャング事件を起こしたという一説もある(岩波書店編集部編『近代日本総合年表』1968年11月、292頁)。