日本三悪人(にほんさんあくにん)は、戦前まで悪人として考えられていた、道鏡・平将門・足利尊氏の3人のことである。また、道鏡は巨根説を唱えたことや、769年の宇佐八幡宮神託事件を起こしたことなどから、称徳天皇とともに平安時代におけるスキャンダルの対象となり、明治以降は小学校用教科書で、皇国史観から天皇の座を狙った悪僧として描かれた。