新旧対照表方式(しんきゅうたいしょうひょうほうしき)は、溶込方式の一種である。「改正対照表方式」や「新旧方式」ともいう。 溶込方式(吸収方式)は、既存の法令の一部を改正する方式の一種で、当該法令を改正する法令を制定し、この法令を施行することで当該法令を改正する方式をいう。当該一部改正法令中の改正規定が改正の対象となる既存の法令中に溶け込み、その一部として吸収されてしまうことからこのように呼ぶ。 溶込方式は大きく改め文方式と新旧対照表方式の2種類に分けられるが、本稿ではこのうち新旧対照表方式について扱う。