『故郷の空』(こきょうのそら)は、スコットランド民謡のメロディに大和田建樹(鉄道唱歌などの作詞者)の詞を乗せた唱歌である。 1888年(明治21年)に、大和田建樹と奥好義の編による唱歌集『 第一集』中の1篇として発表された。 原曲は、ロバート・バーンズの詩を1790年代に曲に乗せた“Comin' Thro' the Rye”として知られている。しかし曲自体は伝統的なスコットランドの曲であり、“Common Frae the Town”で最初に使われ、他にも多くの英語詞がある。 「故郷の空」の詞もバーンズの原曲とは大きく異なり、また他にも、いくつかの内容の異なる日本語詞がある。