放光寺(ほうこうじ)は、長野県松本市蟻ケ崎にある曹洞宗の寺院。山号は日光山。本尊は十一面観音で秘仏。松本では兎川寺、牛伏寺と並び最も歴史のある寺院。 寺伝によれば天平2年(730年)行基を開山として創建したとされる。平安時代の延暦年間(782年 - 806年)坂上田村麻呂が伽藍を建造し整備したと伝わる。 当初は真言宗であったが廃仏毀釈で荒廃し、大正時代に曹洞宗の寺院として復興された。