排煙器(はいえんき、Bore evacuator、エバキュエーター)は、装甲戦闘車両の備砲の砲身に取り付けられる装置である。発砲時に発生する砲身内の有毒な燃焼ガスが再装填のために砲尾を開けた際、車両の戦闘室内に吹き戻るのを防止する働きを持つ。排煙器は主に巨大な口径を持つ戦車砲に多用されるが、自走砲の砲身に取り付けられることも多い。