把瑠都 凱斗(ばると かいと、本名:カイド・ホーヴェルソン、エストニア語: Kaido Höövelson、1984年11月5日 - )は、エストニア出身の元大相撲力士、格闘家、実業家、政治家、タレント。血液型はA型。単に把瑠都またはカタカナでバルトとも表記される。スウェーデン系エストニア人。 「把瑠都 凱斗」は力士時代の四股名であり、「把瑠都」は母国エストニアが面するバルト海から、「凱斗」は本名のKaido(カイド)の音に、日本で素晴らしいものをつかみ母国に凱旋してほしいという願いを込めた漢字を当てて、当時の三保ヶ関親方(元・増位山)が名付けた。 大相撲力士としては三保ヶ関部屋に入門し、その後尾上部屋に移籍した。史上初のエストニア出身力士で、最高位は東大関、得意技は右四つ・寄り・投げ・吊りであった。2012年1月場所に初めての幕内最高優勝を成し遂げ、一時は綱獲りに挑んだこともあったが、故障などが響いてその年の11月場所限りで大関から陥落。番付を下げた末に2013年9月場所前に十両の地位で現役引退となった。 引退後はオフィス北野に所属し、タレント及び格闘家として活動していたが、政治家を志して2018年に祖国エストニアに帰国、2019年3月にエストニア議会(リーギコグ)の総選挙に出馬し、一旦落選するも3月19日に繰り上げ当選した。