『扶南異物志』(ふなんいぶつし)は、3世紀に呉のによって編まれた書物。全1巻。呉の孫権の治世であった229年頃、交州刺史であった呂岱がの職にあった朱応を扶南に派遣した。扶南異物志には、この際朱応が見聞した事物について記録されている。このとき随伴したのも『』・『』を著しているが、これら3点はともにしたために内容は保存されておらず、一部の引用によって僅かな部分が残っているのみである。