『打撃王』(原題:The Pride of the Yankees)は、1942年にアメリカ合衆国で製作された。監督はサム・ウッド。メジャーリーグベースボール(MLB)球団ニューヨーク・ヤンキースに所属した一塁手、ルー・ゲーリッグの一生を描いた伝記映画である。第15回アカデミー賞には11部門にノミネートされ、このうちアカデミー編集賞を受賞した。 ゲイリー・クーパーが謙虚で誠実なルー・ゲーリッグ役、テレサ・ライトが良妻賢母のエレノア夫人役、ウォルター・ブレナンがゲーリッグの素質を高く評価するスポーツ記者(サム・ブレイク)役、ダン・デュリエがゲーリッグを酷評するスポーツ記者(ハンク・ハンネマン)役を演じた。また、ヤンキースで一緒にプレーしたゲーリッグのかつてのチームメイトの4人(ベーブ・ルース、ビル・ディッキー、ボブ・ミューゼル、)とスポーツ解説者のも出演しており、本人が自分自身の役を演じている。