成瀬 之虎(なるせ ゆきとら)は、江戸時代初期の大名。下総栗原藩の第3代藩主。 寛永11年(1634年)、第2代藩主・成瀬之成の次男として生まれる。兄・内記がいたが夭折していた上、之虎が生まれた年の10月に父が死去したため、その跡を継ぐ。しかし寛永15年(1638年)12月2日、わずか5歳で死去した。嗣子は無く、栗原藩の成瀬家は無嗣断絶で改易となった。