愛宕丸(あたごまる)は、日本郵船が保有した同社初のディーゼル推進貨物船である。技術を参照する見地からイギリスの社に発注して建造、1924年に竣工した。太平洋戦争中に石油タンカーへ改装されたが、1944年11月にボルネオ島でアメリカ軍機の空襲を受けて擱座放棄された。