悲田処(ひでんしょ)とは、平安時代初期の天長10(833年)、武蔵国多摩郡と入間郡の境に設けられた布施屋。飢えや病気に苦しむ旅行者の一時救護所・宿泊所としての役割を果たした。 当初は国府によるものであったが、後に国営化されたとみられている。