「悪徳」 (あくとく)は、日映により1958年(昭和33年)に製作され、大映の配給で同年2月19日に公開された日本映画。モノクロ/スコープ/102分。船山馨の原作を「現代人」の猪俣勝人が脚色、佐分利信が監督・主演し、撮影を東宝、独立プロの作品を手掛ける木塚誠一が担当した社会劇。出演は新派の水谷良重、「七人の侍」の木村功、「金環蝕」の大塚道子、福田妙子、三津田健など。なお、本作は日映で製作された2本の映画の内の1作品であり、スタジオは独立プロ系の調布映画撮影所。